幸せとは、きわめて主観的なもので「自分がそう思えば幸せなんだ」「自分で決めること」「幸せの基準はいろいろ」「人と比べない」など、さまざまなことが言われているようです。
確かに一理あるような気もします。
でも昔から「貧・病・争は本当に辛く、苦しい」と言われるように、現実的に経済苦や病苦、争いの渦中にある人が幸福感を持てるはずなどありません。
そこで仏法では、まず苦しいことは苦しい、辛いことは辛い、そのように感ずることが大切だと教えています。
そのうえで、その現実を解決することに挑戦する大切さとその具体的な方法を説いています。
さらに言えば、人間は生きている限り苦悩が尽きることはありません。
ただし、いつ、どこにいても、何があっても、常に苦悩を解決し、楽が得られる、という方法を会得すれば何も心配する必要はありません。
そのような命の状況に自分がなること、それが幸せになるということです。
大聖人様は、南無妙法蓮華経は、毒薬薬と変え、悪を善と変える力がある、と教えられています。
ぜひお寺におこしください。お待ちしています。