質問には、自分の人生ときちんと向き合っておられる、そんな姿勢が感じられます。
さて、「無駄だったのか」などとお考えになる必要はありません。あなたが経験されたことのすべては、今のあなたを形作った不可欠な要素です。また、これから自分を形成するうえで
大きな資産にもなることでしょう。
仏法は「過去はさておき、何より大切なことは、現在と未来である。今、自分が何を目的とし、どのように行動してゆくか、そこにつきる。すべては原因と結果である。」と教えています。
そこで、「出直ししたほうがよいのか」とのことですが、何かを始める場合、もっと留意すべき!は今の自分の気持ち、心構えはどうか、ということです。あやふやな気持ちで、何となく始めてしまうと、結局、中途半端な結果に終わってしまいがちだからです。
一方、しかるべき覚悟と固い決意を持って行動した時、それまでに培ったキャリアが無駄になることはありません。いや「やり直しをする」「新たな行動を起こす」ために必要なものだった、ということにもなります。
いずれにしても、たとえこれまでの反省やこれからの迷いがあるときでも、間違いなく正しい道に自分を押し上げていく力、それが日蓮正宗にあります。
お寺に来られてご住職のお話しを聞くと自分の未来に新しい気づきがあると思いますので
ぜひお立ち寄りください。