自分は、コミュニケーションが不得手なんだ、と誰もが思いがちです。確かに、言葉を変えて言えば、人間関係こそ、もっともややこしく、しかも深刻なものです。
と言って、すべてを避けて通ることはできません。ならば、どうしたらいいか。
昔の中国の言葉には、接するのがむずかしい人は「遠ざけず近づけざるの間に在り」〔呻吟語〕とありますが、それもむずかしいことです。
テクニカル的には「まず、話したい内容を整理し、自分の考えのポイントをまとめるひと手間をかけ、そして、短く話すことを意識し、要点を先に伝えることで相手に理解されやすくなると聞きます。友人や家族と練習して自分の話し方を録音して気づきを得ることも効果的です。
ともあれ、きわめつけは、どこまで相手の立場に立てるか、その視点でいかに話ができるか、ということです。
この一点に立てるようにし、繰り返し話し続ければ、途中で生じた誤解も必ず解消して、理想的な人間関係が築けます。
その意味からも、「自分が変われば人間関係に悩んでいた相手も最大の理解者に変わる」と考えられます。
その自分を変える方法を仏法では教えています。
自分が変われば相手も変わる。
自分を変える、自分を信じて前に進むためのヒントがお寺にはたくさんあります。それを御住職が教えて下さいます。御住職のお話しを聞いてみませんか。
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