正しい宗教の条件としては、人間のための宗教であり、正しい生命観に基づき、正しい道理を備え、全人類を救済する現実の力をもった宗教であることが大切です。
具体的な判定基準のひとつに 三証 (文証、理証、現証)があります。
文証 は、仏の説いたお経によっても裏付けられるかどうかを確かめることです。
理証 とは、教えが 因果 の道理にかなっているかどうかを確かめることです。
現証 とは、現実の人間の生活の上にどのように証明されるかを確かめることです。
また、 五義 (教・機・時・国・教法流布) 先後 の五つを知ることをいい仏法を広めるに当たっての規範があります。