仏の知見と 功徳 のすべてを書き記すことはとうてい不可能なことですが一部をご紹介します。
日蓮大聖人は、この御本尊を信ずる者は、
- 病魔や障害に犯されない
- 諸天善神に守護される
- 福徳が増して幸福になる
- どんな場合でも恐れることがなくなる
- 自由自在の境遇になる」
(新編六八五取意)と説き、当体義抄には、「正直な心で南無妙法蓮華経と唱える人は、
- 不幸の根源である悪心(煩悩)が、そのまま仏のような清浄な生命(法身)に転ずる
- 悪い行為(業)は、正しい判断力を備え、仏のような智慧(般若)に転ずる
- 苦しみや悩み悲しみは、希望にみちた自在の境界(解脱 )煩悩に転ずる」
(新編六九四取意)と仰せられています。
では、なぜ、日蓮正宗を信仰すると利益を得られるのかというと、妙楽大師の弘決 に、「 仮使 、発心真実ならざる者も、正境に縁すれば功徳猶多し(くどくなおおおし)」(止観会本下一七五)といわれるように、日蓮大聖人が顕された一閻浮提総与 の大御本尊には、仏様が一切衆生 を救う仏力と、あらゆる災いを除いて人々を幸福に導く法力が厳然と納められておりますので、これに縁する者は大きな 功徳 を積むことができるのです。
日蓮大聖人は、法華経の行者日蓮大聖人の当体である御本尊を信仰し供養する者の 功徳 は、仏典に説き示されている生身の仏を長い間供養するよりも百千万億倍勝れ、その無量の智慧と福徳は仏の十号にもまさると説かれています。